岡田夫妻の山だより

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05/03 鳥海山(山形・秋田)
憲司・和代
鳥海山山スキー

昭和61年2月号「岳人」の山スキー特集号に載っていた鳥海山祓川コースはずっと気になっていた。全長4キロ、標高差千メートルの変化に富み、広い斜面と素晴らしい展望、東北でも有数の山スキーが楽しめるスロープである。
平成17年5月3日(火)は天候にも恵まれ祓川ヒユッテの駐車場から七高山を往復するコースは最高の条件の中での山スキー山行だった。前日の2日(月)に小山を和代と9時頃出発した。15時頃には当初目指した鳥海山麓の矢島町手前の鳥海町に到着、ガススタンドで祓川ヒュッテへの道を教わることが出来た。時間があるので、宿を見つけ温泉でも入ろうかと思いきや、連休のためか、宿は一杯で諦めた。食料を買出し、夕方には祓川の駐車場に到着した。トイレ、水ありで条件はよし、テントを張り、ありったけの防寒具を着込んだ。夕焼けの鳥海山は、すっぽりと雪に覆われ素晴らしかった。
翌日の朝6時に出発する。祓川ヒユッテには客おり、素泊まり可能だったのかもしれない。ここからは芝倉沢スキー以来兼用靴にアイゼンが大活躍し、今回も着用する。これは27年〜28年前の代物で今回が最後のお勤めか。ルート上に赤布があり、そこをたどるもスキーヤーも登山者もいっぱいだ。8時に七ツ釜避難小屋到着、比較的きれいな小屋だった。今回は芝倉沢の時ほど抜かれはしなかったが、やっとの思いで10時40分に七高山に到着した。新山は見たところ、時間がかかりそうであり、今回はパスすることにした。食事の後11時10分に下山開始、直下は特に急斜面とは思わないが、登山者が結構来るので少し外れて中斜面から滑降に入る。ザラメ状で滑りやすくターンも比較的楽であった。あっという間に避難小屋到着、小休止する。今回は天気に恵まれ、ルートは明瞭で不安なく滑降が出来て幸いであった。30分余りの11時45分にヒュッテ、駐車場に到着した。今日中の帰宅予定があり、12時30分に帰途につく。途中で鳥海山の景色があまりに良いので、車を止めて記念写真に収める。小山に22時到着、1泊2日の総走行距離は996キロであった。
 ヨーロッパアルプスのモンブランの麓シャモニーからマッターホルン麓ツェルマットまでの山と谷をつなぐオートルートと呼ぶスキーツアーコースがある。4千メートルを超える山々の大パノラマと氷河の景観は究極の山スキールートと呼ばれている。 オートルートのシーズンは3月の終わり頃から4月いっぱいまでが適季、小屋泊で約1週間の山行になる。山小屋は快適で料理と飲み物は素晴らしいらしい。地元のガイドを雇えば安心で、衣類も普段使用している物、装備もスキーアイゼンは必要だが、アイゼン、ピッケル、ザイルは全員の必携ではない。靴づれ、高山病対策は重要だ。とにもかくにもスキー技術の向上に励むべし、外国語の習得は難しいだろう。パックツアーがよさそうである。将来機会をとらえてぜひ行ってみたいコースだ。

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