岡田夫妻の山だより

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2010/05/03〜05 栂池〜天狗平〜振子沢〜蓮華温泉ロッジ
蓮華温泉ロッジ〜雪倉岳往復
蓮華温泉ロッジ〜木地屋へ下山
憲司・和代
雪倉岳山スキー山行報告

平成22年5月3日(月) 栂池スキー場〜天狗原〜蓮華温泉ロッジ、天気晴れ

 22年前(昭和63年)の連休に山岳会の仲間と行った、蓮華温泉ベースの雪倉岳山スキーは、是非再訪したいと思っていました。娘が留守番してくれることになり、この連休に和代と出かけることができ、今年のメインイベントです。

3日の朝、前日準備が済んでいたので、目を覚ますと同時に栂池に向けて出発した。いつものように北関自道の波志江Pで朝食のあげのりとお茶を買う。連休だが、予想より早く、7時半に見覚えのある栂池ロッジに到着した。地域のお祭なのか、ロッジ前駐車場はゴンドラ利用者以外を規制していた。8時に駅舎前の店で車を木地屋への回送を業者にお願いした。1万円だったが、林道の一番奥に置いてあり、タクシーだと倍はかかり、高いとは思わなかった。

ゴンドラ・ロープウェイは片道一人1,720円、途中駅近くにヘリポートがあり、天狗平にピストン輸送していた。ロープウェイ頂上駅舎では係員の自然保護の指導を受けるようだ。外にでると、下界とは打って変わって一面の雪景色、別世界でした。30人くらいが出発の準備をしている。ツアー指導者が知合い同士か、今日は金山沢と話していた。

天狗原に向けて9時30分に出発した。歩き出すと、斜面の真ん中に大きな標識が続いている。先行パーティーは夏道沿いに行くが、我らは標識沿いに進んだ。途中、大きな荷物の社会人パーティーが滑ってくる。中には大分苦戦している人がいる。いつものようにスローペースだが、11時30分に広い天狗原に到着した。頂上に祠があり、近くの人に写真を撮ってもらう。ここから乗鞍岳に向う人が、ありんこの様に続いていた。我らは、明日の英気を養うためと、クラッシックルートの振子沢を選択した。

祠から地図の示す方向にトレースがあり、進むとヘリポートがあった。ここから顕著な沢があり、ここに違いないと思うが、一応ヘリポートの人に聞いてみる。12時12分滑り始める。ザラメ雪でターンが気持ちよく、これはラッキーと思いました。最初誰もいなかったが、尾根上から、5・6人の中高年グループが降りて来た。聞くと、蓮華泊りで、明日は登り返すとのこと。途中から左にトラバース気味に下る。標識に導かれ、沢沿いにしばらく滑走して、ようやく13時40分に林道に出た。一部雪のない場所があるが、5分ほどで雪に埋もれた駐車場に着き、そこからほんの少しで蓮華温泉ロッジに到着した。
受付を済ますと、今日は混んでおり、8人部屋に3夫婦の6人泊りでした。建物前のベンチに腰を下ろし、ビールで乾杯した。今日は私の59歳の誕生日でした。同室は山スキー好きの二組の夫婦でした。蓮華温泉は熱めですが、まさに温泉という感じ、最高でした。

5月4日(火)  蓮華温泉ロッジ〜雪倉岳(方面)往復 天気晴れ

早めに目を覚まし、準備を心がけるも、食事とトイレを済ますと、同室の人はすでに出発、やはり一番ビリだ。6時42分に出発する。トレースの後を追い、林道に沿って滑る。キャンプ場があり、ここから赤テープを辿り兵馬ノ平に向かった。ここからシールを付けて滝見尾根のコルを目指す。コルには雪がなく、板を抱えて少し下った。
ここから瀬戸川出会いまで滑り降りたのは8時16分だった。ここは大きな二股で眺めは素晴らしい、遠くに先行の2パーティーの4人が見えた。我らは大分遅れている。

ようやく雪倉岳の斜面に取り付く。雪倉ノ滝の右岸の斜面はシールで何とか進み、その先に一部板を外して乗っ越す箇所が出てくる。その上部はかなり急で途中から二人とも板を担ぐことにした。後で判ったが、和代のビンディングが故障しており、早めに担ぐも、板の固定も上手くいかず、四苦八苦の様子。やっと沢状を抜け出し大斜面に出たところで、同室だった二人がブッシュで休憩しており、今日はそこまでの様子だ、あと2時間がんばれとエールをくれた。

どうも山自体が大きく、ルート不案内、体力不足、出発時間等あり、時間切れの様相を呈してきた。おまけに真正面の大斜面を雪倉と思っていたが、コンパスで確認すると、雪倉岳は左奥に位置するとわかった。2時を過ぎており、現在地2,241mでは400mを残しており、1時間以上かかるので下山を決定した。途中4人パーティーが降りてきたが、ピークを踏んだのだろう。あと二人パーティーが我らの少し前方であきらめたようだ。

下りの滑りは昨日と同じザラメでよく回り、楽しく滑れた。途中、エールをくれた二人がゆっくり休憩していた。下で二人の滑りをみると、かなり上手い、おしゃれで、道具も凝っており、東京人でした。さて、がんばって下りないと、着かないと帰りを急いだ。しかし、持ってきた水は500cc2本とテルモスのコーヒーでは足りず、途中で飲み干してしまいました。キャンプ場の先から蓮華ロッジが見えた時はやれやれと思いました。

ロッジ到着は5時10分、約10時間の行動でヘトヘトでした。とりあえず、ビールで無事帰れたのと、今日のがんばりに乾杯です。頂上を踏めなかったのは残念でしたが、ルートはわかったので、もう少し早めに出発すれば、天気次第ですが、次回は登れると思います。今日は、昨日の人の多さがうそのようで、雪倉は4パーティーのみ、ロッジの宿泊客も少なかった。連休最後の日は自宅で過ごすために4日には下山する人が多いのかもしれない。
食事後、東京と富山の方々と食堂でビールを飲み懇親を深めることが出来ました。かぐらスキー場へも、よく行くようです。

5月5日(水) 蓮華温泉ロッジ〜木地屋〜白馬町経由〜小山 天気晴れ

今年のメインイベントも今日は下山です。朝風呂に入り、朝食を済まして、帰りのルートをロッジに確認した。今年は雪が少なく、ツアーコース上の沢が渡れず、危険なので、車道を行くようアドバイスを受ける。木地屋へはクラッシックルートであり、車も置いてあり、7時に出発した。

途中、東京の方とは振子沢の分岐で7時25分に別れた。途中からの雪倉、朝日方面の眺めは素晴らしく、感動ものでした。しかし、下りでスキーが走れるところはいいのですが、平坦な所は漕ぐのが大変でした。途中の白池辺りは平坦でいやになってしまい、閉口しました。そこを過ぎるとがぜん、下りが続き、ツアールートのようで、ショートカットを何度か繰り返し、滑りで距離をかせぎ満足でした。
今回2万5千図の白馬岳、あと概念図しか持たず、最終日の後半の現在地が確認できませんでしたが、カーブを過ぎて自分の車を12時27分に見付けた時は、思わずばんざい、約5時間の道のりでした。
帰りに姫川温泉で汗を流し、着替えをした時は久し振りにさっぱりした気分で、さして込んでいない自動車道を小山に向いました。

この蓮華温泉ベースの山スキーは雪倉岳以外にもルートが豊富で、リピーターが多いとの事。ぜひまた来てみたいと思いました。

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