岡田夫妻の山だより

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2011/04/02〜09 スイス・ツエルマットスキー
憲司・和代


平成23年4月2日(土)から10日(日)までの9日間、マッターホルンの麓のツエルマットに東京のフェロースキーのツアーに和代と参加しました。世界中のスキーヤーを魅了する4千m峰が連なるスイスアルプスの大パノラマとマッターホルンをまじかに望む滑走は、アルプスを知るものにとっては、夢のような風景で、あっと言う間の6日間でした。3800mからのイタリア・チェルビニアへの国境越えスキーもよかったです。もっと早い時期に行ければよかったのですが、仕事を退職して2日後の出発ですからしかたありません。

チューリッヒまで直行便で12時間かかるとありました、娘が腰痛に気をつけるよう心配していましたが、確かに遠かったです。行きは原発事故の関係か、日程変更あり、フランクフルト経由でそれ以上かかることになりました。成田でツアー参加のFさんと一緒になる。現地に着いてみると今回は4人だとわかりました。地震被害の関係でキャンセルが多数出たらしい。チューリッヒ空港にフェローの菊池さんが迎えに来てくれていた。ツエルマットまで16時間位かかったが、当地では3日午前の早い時間だった。ホテルホリデーにはやはりフェローの山保さんがいて、ホテル、日程等いろいろ説明してくれました。

翌朝、ホテル前の路地から初めて見たマッターホルンには感動しました。
初日4月3日は電気タクシーが迎えに来てくれました。登山電車で上部に向う。ゴルナグラートエリアを中心に終日滑りました。天気は晴天で眺めが素晴らしく、これを見ただけで来た甲斐があると思いました。氷河上のカフェーのアイスバーも趣向が凝らしてあって、楽しめました。

2日目、4月4日は上部がガスで、予定していたイタリアのチェルビニアへは行けませんでした。ゴルナグラート、スネガエリアをガスのなか、しっかり滑りました。昼は菊池さんお薦めのレストランで食事をしました。私は疲れて最後の滑りをパスしました。

3日目、4月5日は菊池さんから山保さんに変わりました。天気は快晴でいいのですが、イタリア側の風が強いらしく、11時時点でもコースがクローズで、あきらめました。昼は絶景のポイントで三種のピィザをいただきました。クラインマッターホルンエリア、マッターホルン登山ルートの階段が見えるところまで、ぐっと近づきTバーを利用して滑りました。帰りは長い下山ルートをバス停まで滑り、疲れました。夕方、町の教会では、日本の東日本大震災の被災者への追悼をやっており、参加しました。4日目、4月6日は海抜3,800mからイタリア側のチェルビニアへ目指しました。長い豪快なルートでとても気持ちの良いコースでした。途中同行のYさんが足を痛めたので、ゆっくり下り、街のレストランでラザニア、オムレツを食べました。ここではザックに入れてきた運動靴に履き替え、街なかを少し散歩、写真をとりました。この日も終日天気に恵まれました。

5日目、4月7日は、オプションのサースフェーへ遠出しました。普通は5人以下では行かないのですが、3人ですが、行けることになりました。ゴンドラとケーブルを乗り継ぎ3,500m地点に向い、何本か滑りました。途中、スキー学校対抗か、沢山のチームがフォーメーションの競技をやっていました。かなりの急斜面から滑り出し、まじかに見るのは初めてで迫力があり、こんな機会はめったになく、カメラとビデオに収めました。昼は山保さん行きつけのゴルジュというレストランでジャガイモのスイス料理、シチューをいただきました。午後も滑り4時に上がりました。

6日目はフリーなのですが、6日間のリフト券なので、最短距離の地下ケーブルの往復で、少し滑ろうと出かけて行きました。私は疲れ気味で、少し滑ったところで腰に違和感があり、そこで止めにして、絶好の天気とロケーションの中で、ケーブル駅のレストランでビールとつまみをいただきました。いつまた来られるかわからない絶景をカメラとビデオに収めました。ホテルに帰ると腰痛で、暫くじっとしていましたが、お土産を買いに行かなくてはと一旦は外に出ましたが、やはり止めて和代行ってもらいました。Sさんお薦めのチョコレートをコープで、フェロー御用達のベガでバンダナ等を買いました。私は横になっていました。時々起こる腰痛ですが、6日めでよかったと思いました。

宿泊は3ツ星のホテルホリデーでした。朝食はパン、チーズ、ハム、コーヒー、豆類、果物でした。夕飯はチーズフォンデュ、チキンソティー、豚肉、とんかつ、肉の串焼き、ほうれん草、ライス付の魚料理でした。3日夜のフォンデュは地元の郷土料理とのことでしたが、食パンを小さく切ったものを、溶けたチーズにつけて食べるのですが、残念ながら口に合わず、殆ど残してしまいました。8日の魚は酒のつまみに丁度よく満足でした。同行の2人は4ツ星泊なので、食事は豪華だったようです。自分たちには来られるだけで十分で、一応お薦めのワインも飲み、どうと聞かれ、うまいと答えましたが実はよくわかりません。

失敗の件、初日の3日の早朝、ルームキーを持って、フロントドアを出てしまい、ドアがロックされて開かず、15分くらい玄関先で従業員が来るまで、外で待ちぼうけになりました。ドアはスキー乾燥室用鍵を差込口にいれて、開くようになっており、鍵を持たず出たため、入れませんでした。セーフティーボックスの操作を誤り、3回でエラーになり、業者を呼ぶことになりました。失敗の締めくくりが、携帯電話をセーフティーボックスに忘れて来てしまいました。案内書にも、当日山保さんにも、忘れてないか聞かれましたが、腰痛もあり生返事をして、忘れてしまいました。帰国後、フェローに電話、連休明けにスイスから帰る社員の方が持ち帰ってくれることになりました。(5月3日に無事に宅急便で届きました)

家の玄関に1978年(昭和53年)、大修館書店の新選復刻日本の山岳名著刊行記念125000分の1のマッターホルンのレプリカがあります。何気なく毎日見ていましたが、実際に自分の目で見、またスキーで滑ることが出来て、退職記念のイベントとしてよい想い出にすることができました。また、和代とスキーを6年間練習してきた甲斐も成果もあったように思いました。来年はモンブランの麓シャモニーとツエルマットまでの山と谷をつなぐ全長80qのオートルートが夢なのですが、自分にとっては腰痛を克服できるかにかかっているように思う。以前の体力に少しでも、近づけたいと思います。


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